社会保険労務士の基礎知識

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社会保険労務士の基礎知識


Vol.15

社労士の試験は難しい?

社労士の資格取得難易度は、一般的に他の士業と比較して、「弁護士や司法書士ほどは難しくないが、行政書士より若干難しい」というような評価がされています。

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社労士の資格取得難易度は、一般的に他の士業と比較して、「弁護士や司法書士ほどは難しくはなく、行政書士と同程度に難しい」というような評価がされています。

社労士試験の近年の合格率は約7%ほどです。
正確には、社労士試験センターによると、
23年7.2%
22年8.6%
21年7.6%
20年7.5%
19年10.6%
18年8.5%

19年のみ10%を超えていますが、この年のみのことだったようです。
8%を超える事が少なくなり、難化の傾向があります。

次に合格者の内訳を見てみましょう。

合格者の年齢別階層割合は
20~24歳が2.2%
25~29歳が11.0%
30~34歳が18.9%
35~39歳が21.3%
40~44歳が13.3%
45~49歳が10.9%
50~54歳が8.4%
55~59歳が7.4%
60歳以上が6.8%

職業別割合
会社員51.2%
無職17.8%
公務員7.9%
団体の職員5.5%
自営業3.0%
個人の従業者2.5%
役員1.9%
自由業1.3%
学生1.0%
その他7.9%

合格者で最も多い層は30代の会社員です。
つまり仕事と両立して勉強をして受かる人が多いということになります。
戦略を立てて臨めば合格できる試験なのです。

社労士試験が難しいとされている理由には次のものがあげられています。

・多い科目に広い範囲
・長い試験時間
・科目による足切り
・度重なる法改正

「多い科目に広い範囲」

社労士試験の特徴は、その試験範囲です。

試験科目
1.労働基準法及び労働安全衛生法
2.労働者災害補償保険法
3.雇用保険法
4.労務管理その他の労働に関する一般常識
5.社会保険に関する一般常識
6.健康保険法
7.厚生年金保険法
8.国民年金法

これら8つの科目があり、それぞれを勉強しなくてはいけません。
しかも、その1つ1つの科目も勉強する範囲が広いのです。

「長い試験時間」

試験時間
「択一式試験」9時10分~12時40分(210分)

「選択式試験」14時10分~15時30分(80分)

合計では4時間50分の試験になります。
この試験に丸一日集中して取り組み続けるのは、なかなか大変です。

午前は3時間30分、午後は1時間20分の試験です。

特に午前の試験が厳しいものになります。
また、真夏の時期ですので自分で体温調節できる服装にしなければいけないでしょう。

また、合格に必要な勉強時間は800~1000時間とも言われています。
この時間勉強し続ければ必ず受かるというわけではなく、また当然これ以下の時間で合格した方もいます。
毎日数時間の勉強をして約1年間でこれを達成できることになります。

「科目による足切り」

選択式試験
 総得点23点以上かつ各科目3点以上(ただし、健康保険法、厚生年金保険法及び社会保険に関する一般常識は2点以上、国民年金法は1点以上)
択一式試験 
総得点48点以上かつ全科目4点以上
昨年度の合格点は、選択式が合計40点満点中総得点23点、択一式が70点満点中48点でした。
つまり、おおよそ6割から7割を得点できれば良いことになります。
しかし、各科目で一定の点数を取る必要があるため、バランス良く勉強することが求められます。そのラインに届かない場合、他の科目で合計点が満たせていても「足切り」となってしまいます。

「度重なる法改正」

社労士の試験科目は法律や通達から出題されています。
そのため、法律が変われば、それまで勉強していた内容が誤りになってしまうかもしれないのです。
社労士の専門分野である法律はなかでも改正が多いものです。
早めに勉強に取りかかり始めても、それだけでは合格できない可能性があります。
勉強とともに法改正のチェックが必要です。

当然暗記が必要になりますし、法解釈独特の考え方を理解しなくてはいけません。

これらの理由から難しいとされています。
しかし、だからこそ勉強して取得する価値のある資格と言えます。

執筆者

あすか社会保険労務士法人
大東恵子
東京都社会保険労務士会会員(第1391号)
特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、日本FP協会認定講師。
大阪府出身。
平成4年に日商岩井株式会社(現在の双日株式会社)入社。
平成9年日商岩井株式会社退職、大東社会保険労務士事務所設立。
平成17年さくらソリューション株式会社設立。
平成18年労働保険事務組合日本総合労務マネジメント設立。
平成20年おおひがし労務経営事務所をあすか社会保険労務士法人に組織変更。


目次

01 社会保険労務士とは?

02 社労士の仕事(手続き代行業務)

03 社労士の仕事(書類作成業務)

04 社労士の仕事(コンサルタント業務)

05 社労士の仕事(人事労務管理)

06 社労士の仕事(年金相談)

07 社労士の仕事(労働・社会保険手続き)

08 社労士の年収は?

09 社労士はどのくらい忙しい仕事?

10 社労士の取引先ってどこ?

11 社労士をスキルアップする他の資格は?

12 会社内の社労士さんって?(勤務社労士)

13 開業社労士とは?

14 社労士になるには?

15 社労士の試験は難しい?

16 どんな勉強方法がある?

17 開業する予定がなくても社労士の資格をとっておくと便利?

18 行政書士との違いは?

19 女性の社労士さんは多い?

20 社労士の歴史は?いつ頃できた資格?

21 特定社会保険労務士ってなんですか?

22 特定社会保険労務士になるには?

23 社労士を取り巻く環境

24 今後社労士の仕事はどうなる?


  
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