連載
FACEBOOKを使いこなそう!
Vol.06
実名ソーシャルメディアの持つ「チカラ」
ハンドルネームではなく実名で登録するFacebook

まず、Facebookをはじめたユーザーが感じている「いいね!」ポイントのひとつ目は、人が人の警戒心を緩和しているという点です。
実名や顔写真を公開することに習慣がなく、且つ警戒心が強いと言われているここ日本で、なぜここまでFacebookが流行したのか、
それは、ひとりの行動が他のひとりの行動を誘起する、いわゆる連鎖反応だと考えています。
「あの人がやってるから私もやろう」という、まさに日本人特有の性質が、短期間で会員数を1,000万強のSNSにまで育て上げた要因とも言えるのではないでしょうか。

いくらインターネット上とはいえ、初めて交流する人はもちろんのこと、長いこと交流のなかった知人やあまり絡みのなかった仕事の同僚に、こちらから積極的に交流を図りにいくのは、これまた遠慮しがちで慎ましい日本人特有の性質もあり、あまり得意ではないという方も多いでしょう。
しかし、実名ソーシャルメディアでは、参加者それぞれが社交性を持っており、秩序とマナーを守っているため、面識も無くいきなり交流を求めても、礼儀さえ守っていれば不自然ではなく、大体の人が目を通してくれますし、ちゃんと何かしらのレスポンスをしてくれます。
(こういうマメさも日本人特有かもしれませんね。)
※ただし、「Facebookであの人とつながろう!」でもあげたように、目的もなしにむやみやたらに接触するのは控えましょう。
株式会社ACT(アクト)
安藤博貴
インターネットの広告代理店に於いて3年半の勤続を経て、WEBマーケティングを主軸としたコンサルティング会社へ執行役員として迎えられ、ソーシャルマーケティングを学ぶ。
その後、前職で培った知見を活かし、WEBのトータルソリューション企業を設立。
現在、取締役兼ソーシャルマーケティング担当として職務に奮闘中。