田中実先生ロングインタビュー

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インタビュー

田中実先生ロングインタビュー


Vol.02

【社労士業について】

お客様に「田中先生に逢えてよかった!」と言って頂ける事が何より嬉しいですね。

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【社労士業について】


Q:先生が社労士になろうと思われたきっかけ、経緯などお聞かせください


特段きっかけというのはないのですが、前職で第一種衛生管理者の資格を取る必要があり、その勉強を始めたのが最初です。
工場系の会社で50人以上従業員がいる所では1人は持っていないといけなかったんです。
会社の中で何名か受験する人はいましたがなかなか誰も合格できずにいました。
受験するようにと会社から業務命令があり、3ヶ月勉強して満点で合格できたんです。
その時まで社会保険労務士のことはよく知らなかったのですが、上司に「社労士の試験受けたら合格できるんじゃないか?」と冗談まじりに言われ、そんな資格あったな、と思い調べてみたら労働基準法が衛生管理者の試験とかぶっているんですね。それを見て「もしかしたらいけるかもしれない」と思った所から勉強を始めました。


そして、合格できました。せっかく資格が取れたのだから「独立開業したい!」という流れです。


Q:前職のお仕事内容(現在の仕事に生きている事)についてお聞かせ下さい。


最初に勤務していた会社では、10年間総務経理部所属、平社員から入社して主任、係長、課長、部長代理までいきました。
しかし入社した当初から、時代の流れに影響され会社の業績は右肩下がりとなり、当時まだ珍しかったリスケ(金融機関への返済額を予定より減らしてもらう)のために金融機関8行と交渉しなければならない状況になりました。
毎日資金繰表を作成し(10年で1万回以上作成)、全国に複数ある支社や代理店が回収した手形(1回の割引で数千万から数億)を割引して資金化するのも業務の一部でした。
時には、拠点の支店長に新幹線で届けてもらいメインバンク近くの駅で待ち合わせをし、受け取った手形を持って銀行へ直行などのサバイバルな仕事を始め、例外的な仕事を数多く経験、解決してきました。


開業前4年間勤務していた会社は、DIC株式会社の100%子会社で幹部候補生として入社しました。
月次会議資料、決算、予算対比、予算組、原価計算の仕事をしていました。
会社はプラスチックパレットを生産しており、24時間ほぼ無休で自動製造していました。
工場は外周徒歩1時間程度かかる程大きな工場なのに従業員は50名程、しかし大型の金型は1機数億円するものが50機以上あり、予算組みと原価計算が非常に重要でした。
ここでエクセルでの複雑な関数を組みながら、電算データからの自動読み込み、各部門別の予算表作成などをしていました。かなりエクセルでの資料作成が上達しましたよ。


ただ、そこでは前職と異なり平社員でしたので、それまでの働き方とは違い、あまり自由に身動きが取れませんでした。年収も前職の約半分になってしまいました。そうすると「ここに居てもあまり意味がない」と思い始めるようになって。


元々自分でアイデアを出して、色々なことに挑戦していきたいタイプで、それなら独立した方が自分のやりたい仕事ができるんじゃないかと思い始めるようになったんです。


過去の会社勤務での経験は、今かなり役立っていますよ。普通の経理マンの30年以上の経験を10年で経験できたと思います!会社全体の事、融資、金融関係、銀行交渉、資金繰り、例外的事項の解決方法、エクセル等での予算管理、会議資料作成、人事労務的な事、総務的な事項、株主総会対応、面接(派遣会社も含め500人以上対応)等の経験からあらゆる事に対応できるようになりました。
お客様からどのような質問があっても、適切に対処(アドバイス)することが可能です。


Q:先生は全国給与計算検定の理事をされていますが、検定試験を始めようと思ったきっかけをお聞かせ下さい。


給与計算は非常に重要な仕事なのですが、正しく行われていないケースが多々見受けられます。
社労士業務(助成金申請等)にて数多くの企業様の給与計算を見ておりますが、実に信じられない会社が多数ありました。例えば、所得税が毎月均等である(これは年末調整にて綺麗になりますのでまだいいかもしれません)、社会保険料が数年前の金額にて控除されている、会社負担分も含めて給与計算から控除されている、社会保険料を保険料率で計算しているので毎月変動している、雇用保険料率が見たことのない料率にて計算されている、退職時に2ヶ月分控除する場合でも1ヶ月分しか控除していない、給与ソフトを使用しているのに、コスト削減で保守契約を実施せず社会保険の料率変更を実施していない、社会保険の控除分が従業員によりバラバラの会社でAさんは当月控除、Bさんは翌月控除、等実に不思議な会社が多数あります。
そういった現状を社労士業の仲間と話しているうちに、検定試験を設けて、正しい知識を多くの方に習得してもらい正しい給与計算をしてもらいたいと考えるようになり、協会を設立することにしました。(社会貢献事業の一環)さらに税理士、社労士であっても給与計算ができない方は相当数いらっしゃると思います。私の知人、友人でも出来ない方は非常に多いんですよ。
これは社労士試験自体に、給与計算問題が出題されませんので仕方のない事かもしれませんね。
ですが、これでは顧問先等の給与計算の間違いを是正することすらできません。
給与検定試験は今後、全国開催を予定しており一気に拡大する予定です。ぜひ皆さんに正しい知識を身につけていただきたいと思っています。


Q:地方都市と東京での仕事の進め方やお客様のニーズに違いはありますか?


お客様の困っている事は多種多様です。
お客様はその問題点に対して、幅広い角度から提案、助言をしてくれる人を求めています。そのニーズはどの地域でも共通だと思います。但し東京都内では案件数が非常に多いので企業様の数も急激に増加しています。


Q:大手専門学校LECでセミナーをするように なったきっかけは?


開業当初、東京リーガルマインドで有名な先生が実務家講演会を実施しているのを見て、自分もいつか講演ができたらいいな、と「夢」を抱いていました。 その夢を実現させる為、何か方法はないかと模索する内にその機会に巡り合いました。
当時、LECでは基金訓練の社労士受験講座(群馬県高崎校)の講師を募集していたんです。それに応募し最終面接は役員の前での模擬講義でした。その後厳しい講習を受け、約3ヶ月、月~金曜日まで終日講義を行いました。とてもハードでしたが、講義をたまたま見られたLECの社長が私のことを気に入って下さったのです!
以来、LEC各校で何度も実務家講演をさせていただくことができました。
最初は都内での講演開催はなかなか実現できませんでした。
しかし埼玉、栃木、神奈川、茨城、群馬と東京以外の他全ての地域で講演を行い、残るは都内しかない状態まで実績を積んだおかげで、現在は都内での開催も多くなりました。
昨年12月には「大物実務家講演会」で「開業3年目で年商1億円稼ぐ方法」を講演させて頂くまでになりました。


Q:お仕事で感動した、嬉しかったエピソードをお聞かせ下さい。


私の場合、お客様に喜んで頂ける事が非常に多く、私自身もお客様のお役に立てることに、とてもやりがいを感じています。報酬以外の喜びとして、この仕事をしている価値、生きている存在意義(実感)を感じることができて本当に嬉しいです。
出会った当時は小規模事業のお客様でも、わずか数年で事業拡張や多店舗展開されるケースが多く、お客様より「田中先生に会っていなければ未だに以前のまま(小規模)だったと思う。出会えたおかげで現在の当社があるよ」というお言葉をいただくこともあります。
お客様に「田中先生に逢えてよかった!」と言って頂ける事が何より嬉しいですね。

執筆者

田中社会保険労務士事務所
田中実
平成22年2月 田中社会保険労務士事務所 代表就任
平成23年6月 帝王経営コンサルタンツ 代表就任
平成23年7月 全国給与計算検定協会 理事長就任
平成25年7月 株式会社帝王経営コンサルタンツ 代表取締役就任
平成26年5月 東京人材育成相談センター 代表就任

社会保険労務士業務としては助成金業務を中心として、就業規則、労務相談、手続業務 経営コンサルタント業務として、事業拡張コンサル、資金繰、融資、人材育成などを手掛けております。


目次

01 【受験について】

02 【社労士業について】

03 【事務所運営について】


  
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